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zoom RSS 栗本薫グインサーガ103巻「ヤーンの朝」

<<   作成日時 : 2005/08/23 14:24   >>

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冒頭からイシュトヴァ-ンの手紙に心をうたれる。
ここしばらく(アリが死んで以降かな)悪霊に憑依されたとか、悪意を代表する人物として描かれ、悲惨な末路をたどりそうな彼だったが、ようやく彼の未来は恐らく開けていくのだろうと感じさせるものがあった。
いずれ再びグインとの戦いの中で命を落とすのだろうが、それまでの人生を彼なりに精一杯生きてくれそうな気がして、とても嬉しい。
登場人物の成長を見せられ感動した。
栗本薫はこういう展開が凄く巧い。
何巻も残酷な運命を予感させるエピソードを連ねてきて、一挙に好転させる。
個人の中での心象変化なので、ある意味ずるいのかもしれないが、宗教の悟りのような開放感を与えてくれる。
でも自分はそれがとても好きだ。
だから栗本薫のファンだ、と自信を持って公言できる。
今回の巻はアモンのエピソード後の一つのまとめになる。
様々に紡がれたそれが一つの模様となって、さらに大きな模様を編みはじめる直前のようだ。
タイトルはヤーンの朝だが、物語としては夜明け前といったところか。
次の巻が出るのが待ち遠しい。
ヤーンの朝
ヤーンの朝 (グイン・サーガ(103) ハヤカワ文庫 JA(807))

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