dust and the world

アクセスカウンタ

zoom RSS 高野史緒『アイオーン』の感想です

<<   作成日時 : 2005/12/18 10:44   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

アイオーン
表紙のイラストに影響されたわけではありませんが、まるで少女漫画のような読後感を抱かせる連作短編集でした。
かつて古代ローマ帝国が栄えた時代には現代より遥かに進んだ科学が存在したという設定を背景にした中世ヨーロッパを舞台とし、その滅び去った知識と信仰の間に、世界の真実を求める人々の生き様を、詩的な言葉で綴っています。
マルコ・ポーロ、アーサー王等の歴史上、伝説上の人物を登場させることにより、虚実入り乱れた不思議な空間を作り出す事に成功しており、読み手は歴史に対する既視感によって物語の中に引き込まれていきます。
連作短編とはいえ、物語は時系列にそって、進行し、より大きな流れの中での起承転結を味わう事が出来ました。
個人的に好みだったのは、アーサー王にまつわる物語であった「太古の王、過去の王にして未来の王」と、結末を語る「トランペットが美しく鳴り響くところ」。
また、エピローグも意外性があり良かったですね。
思わず、真実の歴史がどうだったか確認する為に、仕舞いこんだ教科書を引っ張り出しました。
アイオーン (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
高野史緒『アイオーン』の感想です dust and the world/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる