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zoom RSS ブライアン・ラムレイ 「地を穿つ魔」 創元推理文庫の感想です

<<   作成日時 : 2006/02/11 10:05   >>

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一般に、クトゥルー神話と言われる物語は、超越的な力を持つ邪神に翻弄される人間をえがいている。しかしブライアン・ラムレイの描くタイタス・クロウを主人公とするシリーズは、クトゥルーの神々を、超越的であるが、滅ぼす事ができる存在として描くところに過去のクトゥルー神話作品と大いに異なる特徴がある。また組織的に邪神に対峙するなど、まるで円谷プロのウルトラ・シリーズのような感じだが、これまでにないその構図は決して悪くはない。
もっとも、それを滅す手段を入手する過程では、旧神の印等、クトゥルーの神々より、さらに上位の存在の力を借りたりしている部分は、過去作品にも通じ、それゆえに逃げ道が容易されているような狡い印象を受ける部分もある。
今作はタイタス・クロウのシリーズの中で、年代的には最初期のものにあたり、彼(とパートナー)がいかにして組織に加わったかという過程も描かれる。対する邪神はブライアン・ラムレイの独創らしきミミズの化け物で、残念ながら物足りなさを感じた。また、終盤の邪神を組織的に追いつめていく過程は、現場からのレポートといった形で描かれているため、さらに物足りなさを感じる。勢い良く書いていたのが、最後息切れしてしまったかの様だ。
シリーズものだけに今後に期待する。
地を穿つ魔 <タイタス・クロウ・サーガ>
地を穿つ魔 <タイタス・クロウ・サーガ> (創元推理文庫)

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コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは^^
コメントありがとうございます
FXされてるパパさんなんですね^^
あーかんさんとこから来て下さったんでしょうか?
これからもどうぞよろしくお願いします^^

私は、クトゥルー神話のは、日本人作家のしか読んだことないです
栗本薫さんの魔界水滸伝とか←超有名ドコロ?
途中までですが…
クトゥルーものって、エグイですよね、イメージ的に…^^;
りはまま
2006/02/12 09:38
こんにちは。
コメントありがとうございます。
いろんな人が書き綴っていて、世界が広がっていくところが自分は好きですね。
確かにおどろおどろしいけど。

これからもよろしくお願いします。
cbjim
2006/02/13 07:29
cbjimさん、こんにちは^^
おお〜!りはままさんもcbjimさんも凄い^^
私は、読書って興味深々とか面白〜いとか思わないと全然進まないんですが、cbjimさんは、そんな事関係なく、本を読むってコト事態が好きでいらっしゃるんでしょうか?^^
だとしたら、羨ましい限りですねぇ〜^^
A〜can
2006/02/13 18:40
A〜canさん、こんにちは!
本を読むのは好きなんですけど、やっぱり好きな物語だから読んでいる、のだと思います。
そうじゃないのは、やっぱり辛いですよ。
自分が一番好きな作家は栗本薫です。
彼女の物語を手にしてから、すでに25年程、未だに彼女以上に自分の心を惹きつける
物語の書き手には出会いませんね。
cbjim
2006/02/13 19:37
私も栗本薫さん好きです^^
最近、小野不由美さんが大好きなんですが、ご存知ですか?
お勧めですよ〜
栗本さんよりちょっと若い感じだけど、前向きな姿勢がすてきです☆
「屍鬼」とか「十二国記」で有名な作家さんです^^
りはまま
2006/02/16 13:57

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